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音楽を「楽しむ」という事

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「日本のミュージシャン人口の中で、音楽を100%純粋に楽しめてる人って、一体どの位いるんだろう?」

「実際は、ほんの一握りだったりして…?」

最近はいつも、こんな事ばかり考えています。でも誤解のないように!これは決して夢を壊すような話ではありません。

むしろ、「音楽」という巨大なジャンルの発展を真剣に考えるための、非常にポジティブな議論なんです。

まぁ、軽く聞き流すつもりで、気楽に読んでみて下さい。

個人的には、「音楽を楽しむ」という感情そのものを「科学する」事って、もっともっと必要だし、実は音楽スキルを磨く事よりも、数百倍も大事だと思っています。

ギターで言えば、楽しんでワクワクしながら練習するからこそ、メキメキ上達する。上達する事で、それまで弾けなかったフレーズを弾けるようになるから、嬉しくなってますます練習してしまう…。

というように、本来、楽しさとスキルは、両輪であるはずだからです。

ところが、スキルを追い求める事ばかりが先行するあまり、そこに楽しさがついていかない、という状況が生まれているのです。

とりわけ、今の日本においては、問題は深刻であるように感じます。そもそも、音楽とは「音を楽しむ」と書くのに、「音苦」になってしまっている人があまりに多いと感じます。

例えば、プロ・ミュージシャンを夢見る20代後半から30代前半の「音楽フリーター」たちは、自身の音楽スキルを高める事によって、早くミュージシャンとしての地位を確立しようと努力しています。

「どうしたらメジャーデビューできるのだろうか?」「いつになったら有名アーティストになれるのだろうか?」

といったような、焦りや葛藤を胸に抱えながら、日々の音楽活動を続けています。

もちろん、夢に向かって努力するのは素晴らしい事だし、アルバイトをしながら音楽活動に取り組む姿勢は、周囲が理解する以上に大変な事だと思います。

しかし、そんなに大きな夢を掲げて頑張っているにも関わらず、彼らは皆、疲れ果てているのです。

音楽に出会った頃は、きっと楽しかったに違いありません。「自分はアーティストとして成功するんだ!」と想像すると、興奮して眠れない程だったはずです。

しかし、いざ突き進んでみると、決して甘くはない現実と格闘する毎日。いつしか、周りの音楽仲間たちも就職すると言って1人減り、2人減り…。

顔からは、すっかり笑顔が消え、心の中にいる自分に本音を漏らします。

「なんで、こんなに虚しいんだろう?自分の好きな事をやっているはずなのに…」

10代から20代前半の頃というのは、自信に満ち溢れています。何をやっても上手くいく気がするし、若さ故の「時間的余裕」もあります。

ここから27~28歳になった辺りから、徐々に焦りや不安が生じてきます。30歳を目前に、「社会的責任」を自分の中に求めるようになるからでしょう。30代になってからも同様です。

「早く音楽活動を形にしないと…」
「自分には音楽の才能が無いのかな?」
「だけど自分には音楽しか無いし…」

世間体も、大いに絡んでいるのかも知れませんが、裏を返せば、真剣に取り組んでいるからこそ、こういった悩みにぶち当たるものです。

早くフリーターから抜け出したいけれど、なまじ音楽経験があるだけに、結局はダラダラと音楽活動を選んでしまう。

そういう人は、自分は音楽以外で使い物にならないと、勝手に決め込んでしまっているのです。

「メジャーデビューする事だけが音楽活動ではない」

まずは、この事実に早く気付くべきです。誤解のないように言いますと、決してメジャーデビューを目指すのが悪いという事ではありません。

アーティストとして、より高いフィールドを求める心は絶対に必要だし、念願叶って、メジャーの第一線で活躍できるようになるミュージシャンもいます。

全国デビューの強みとは、CDの売上の他にタイアップが付いたり、カラオケや有線でも楽曲が流れたりといった「2次的な」媒体によって、より多くの人の耳に届く点でしょう。

仮に、10代からプロを目指して地道に音楽活動を続けていく中で、環境や周囲の人たちの協力にも恵まれて、遂にデビューできたとします。

確かに、この上なく嬉しい事です。まさに天にも昇る気持ちでしょう。しかし、実はここからが!さらに大変なのです(涙)。

デビューすると同時に、自分の音楽に「責任」が与えられます。アーティスト活動も、色々な人が関わり合って成り立っている「ビジネス」ですから、遊びではないのは当然です。

シビアな話ですが、責任とは、売れなければ「ハイ、サヨウナラ」という事なのです。

今回は、一見すると夢のない話を「あえて」書いているのですが(音楽の明るい未来のため、お許しください)、これは、私自身の経験談でもあります。

自信満々な10代から、現実を思い知らされた20代前半。どうにか歯を食いしばって26歳でデビューするも、喜びは束の間。CDはさほど売れず、28歳の時にバンドは解散…。

今でこそ笑い話ですが、当時の喪失感と言ったら、ハンパじゃなかったのです。それでも、音楽の道を諦め切れず、今度はコンポーザー(作曲家)として活動するわけですが、厳しい状況は変わりませんでした。

やりたくもないアルバイトをしながら、家に帰ると、ひたすら楽曲制作の毎日。これほど音楽を苦しく感じた時期はありませんでした。

月並みな言葉かも知れませんが、当時の私に圧倒的に欠落していたものは、「音楽を楽しむ」という感情でした。

今にして思えば、27歳辺りからは、限りなくゼロに近い状態だったと思います。「音楽以外に取り柄がない」というのも、一見すると立派そうに聞こえますが、単なる現実への「逃げ口上」に過ぎませんでした。

一丁前に社会的立場を欲しがるクセに、外の世界に飛び出して、裸で一から自分を試す勇気や気概がない。だから結局、そこそこスキルもあって楽な音楽活動に、ズルズルと逃げ込んでしまう…。

そうです。私はどうしようもなくダメダメで、ビビりの臆病者だったのです(笑)。当然、リスナーの心に響く音楽なんて作れるわけがありませんよね?

そんな私が、一時は音楽を捨てる覚悟で、一般企業に就職したのは32歳の時。「営業職」という未経験の世界だったので、怖さや戸惑いもありましたが、腹を決めて「エイッ!」と飛び込んでしまえば、意外と何とかなるものです。

実際に、私はその会社で多くの事を学ばせてもらいましたし、その社会経験の中で、不思議な事に音楽の見方も180度変わり、ケンカ別れした音楽とヨリを戻す事になりました(笑)。

おそらく、音楽活動をやっているだけでは気付かなかった、「ドラマー・コーディネーター」という自分の「居場所」を見つける事ができたのです。

ここはハローワークではないので(笑)、就職を斡旋するつもりなど毛頭ないのですが、ただ伝えたい事は、

「自分で自分の可能性を決めつけてはいけない」
「アーティスト=音楽家ではない」

という事と、思い切って勇気を出して、外の空気の緊張感を味わってみる事に、決して無駄はないという事です。

これは、音楽に限らず、「お笑い芸人」や「俳優」等、自らの一芸を仕事にする事を目指している、全ての人たちに言える事だと思います。

音楽とは、自分の頭で考えるよりも、はるかにスケールの大きいものです。音楽に関わる「意外な」仕事で成功している人は無数にいます。

そういう人たちは、何より、音楽以外の自分だけの持ち味もミックスしている分、多角的で深みがあり、結果として音楽を心から楽しめているのです。

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