ブログ
7.112017
自由になれない理由②
「日本の道徳教育は、『孔子』による『儒教』が基となっている」というお話をしました。
中国の孔子や儒教は、日本人であれば、知らない人は、ほとんどいないのではないでしょうか?
世界3大宗教と言えば、キリスト教・イスラム教・仏教です(ユダヤ教とヒンドゥー教を加えると5大宗教となる)。
しかし、儒教は、このいずれにも含まれていません。儒教は「世界宗教」になる事ができなかった。つまり、その思想は、人々に広く浸透しなかったワケです。
なぜでしょうか?
実は、世界的に見ると、この儒教の教えというのは、他に類を見ない、極めて偏った思想なのです。
キリスト教もイスラム教も仏教も、細かい教義の違いこそありますが、いずれも、根本精神は「博愛」や「平等」です。
「自分が与えてもらって嬉しいと思う事を、他人にも与えてあげましょう」
「他人を尊敬・尊重する事が、自分を幸せにしていく事につながる」
こういった思想が、随所に脈打っています。まさに「LOVE」の精神です。
しかし、儒教の場合は、全く異なった形を取ります。
「自分がされて嫌な事は、他人にもしてはいけません」
「目上の人や先人は偉大なのだから、先生として敬いなさい」
という教えなのです。
一見すると、間違った事を言っていないようなのですが、よく全体を通してみると、とにかく「禁止」や「命令」、そして「差別」が多いのです。
「禁止」「命令」は、ブレーキです。新しいものに挑戦しようという、好奇心の芽をつぶします。
なぜ、先に生まれた人が絶対的に偉いのでしょうか?驚くべき事に、儒教には「若者や子供を尊重しなさい」といった教えがありません。
確かに、先人を敬う気持ちは大切ですが、それは、決して強要されるべきものではありません。自ずから沸き上がってくるものです。
同じように敬うべき、自分より若くて優秀な人たちだって、たくさんいるはずなのです。
~自由になれない理由③へ続く~
出会って「10分」で好かれる方法
⇒http://directlink.jp/tracking/af/1491489/uQExosuz/
なぜ、ヤル気は持続しないのか?
⇒http://directlink.jp/tracking/af/1491494/KfIcdA5z/
たった90日で、新しい収入源を作る方法
⇒http://directlink.jp/tracking/af/1491490/0GJmYH3B/
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。