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9.182017
禁煙から得たモノ①
かれこれ、今から10年以上も前の話になりますが、私がタバコを辞める事ができた当時について、触れてみたいと思います。
なぜ、ふと当時を振り返りたくなったのかと言うと、今さらながら、「禁煙から得たモノ」の大きさを、改めて痛感しているからです。
これは、決して大げさな話ではなく、ビジネスや人生全般においての「目標達成」や「願望実現」ともリンクしているテーマなのです。
まぁ、元々タバコを吸わない主義の人たちから見れば、何とも次元が低く、バカげた話かとは思いますが(笑)…。
あくまで、健康面を考えた時に、「喫煙しないに越した事はない」という事が大前提です。やはり、「非喫煙者」の方が賢明なのです。
しかし、それでも、1度はタバコに依存してしまい、苦しみながらも禁煙を成功させる事ができたという経験から、喫煙経験の全くない人に比べて、「タバコの害」を強く認識できたのだとも思っています。
当時の私は、俗に言う「ヘビースモーカー」でした。
1日に吸っていたタバコの量は、平均して3箱。本数にして、毎日60本ものタバコの煙を、肺の中に入れていた事になります。
正直な所、本当に吸いたくて吸っているというよりは、つい惰性で吸ってしまっているという感じでした。
「チェーンスモーカー」とも言いますが、常に口寂しい感じがして、タバコがないと落ち着かない人間だったのです(笑)。
当時の喫煙サイクルは、以下のような感じです。
朝、目覚めたベッドの上で、あお向けのまま一服。
顔を洗った後に、ベッドに腰かけて一服。
食後に、コーヒーを飲みながら一服。
着替えて一服。
出がけに、歩きタバコで一服。
最寄り駅に着いたら、喫煙コーナー(当時は、各駅のホームごとに設置されていた)で、電車を待ちながら一服。
といった具合に、朝の時間帯だけでも、場面が切り替わる度に、いちいちタバコを口にしていたのです。
例えば、時間がなく、食事か喫煙のどちらか一方を選ばなければならない状況の時は、迷わず喫煙を選びました。
友人とお茶をする時にも、必ず、喫煙できるお店を最優先で探しました。
今にして思えば、まるでタバコのためだけに生きているかのような時間だった気がします。
節目節目で吸うタバコを生き甲斐に、それ以外のやるべき事を、仕方なくこなすような毎日。
自分ではなくて、「タバコが人生の主役」。そう言っても、決して過言ではなかったかも知れません。
ヘビースモーカーの私が、禁煙を決意したキッカケ。それは、急に訪れた体調不良でした。
ある日から、微熱と体のダルさが続いたのですが、「軽い風邪だろう」と思い、病院には行きませんでした。
しかし、2週間ほど経っても、症状は良くならないどころか、今度は背中から腰の辺りも痛むようになってきたのです。
微熱なので、日中の活動はできるのですが、原因が分からず、何となく不安です。
「風邪じゃないみたいだし、どこか悪い所でもあるのかなぁ?」
さすがに、気持ちまで滅入ってきた頃に、たまたま会った昔からの友人に状況を話すと、「タバコを辞めるべきだ」と、禁煙を勧められたのです。
思えば、体調不良にも関わらず、タバコはいつものペースで吸い続けていました。友人は、それを見かねて言ったのだとも思います。
心身ともに、すっかり弱っていた私は、友人の言葉に、「そうだね」と、2つ返事で禁煙を決意してしまいました(笑)。
それまで、1度も禁煙を試みた事のない私でしたが、それでも、「いつかは辞めるんだろうな」という、漠然とした思いはありました。
体調不良の原因が、「タバコの吸い過ぎ」であるという確証はないものの、禁煙すれば、きっと心も体もスッキリと晴れるのだろうと思えたのです。
よく考えれば、禁煙は健康に良いだけでなく、タバコ代の節約や、服や部屋にニオイが付かなくなる等、メリットだらけです。
他にも、ムダ時間の短縮にもなり、仕事のパフォーマンスも上がるはずだと思い、私は、あっという間に、禁煙の決意を固める事ができたのでした。
きっと、何事においても言える事ですが、決意のキッカケとは、ほんの些細で紙一重なものなのかも知れません。
「今より明るい未来の自分を、頭の中でリアルにイメージできるかどうか?」
まずは、これが第1段階です。しかし、イメージしたような、新しい自分を手に入れるためには、それまでの古い自分を、何かしら捨てなければなりません。
ポイントは、あくまで「捨てるのが先」という事です。何か新しいモノを手に入れてから、古いモノを徐々に手放そうという考え方では、ムシが良すぎるのです。
禁煙に話を戻すと、一気にタバコを辞める方法と並んで、「減煙」というものがあるのですが、私は、個人的にはオススメしません。
タバコの本数を少しずつ減らしながら、徐々に体を慣らしていこうとする方法は、一見、上手くいきそうな気がしますが、実は「禁煙成功率」がガクンと下がるのです。
なぜなら、新しい自分と古い自分の「イイトコ取り」になっているからです。悪く言ってしまえば、「保険をかけている」わけです。
人間は、そんなに強くないので、保険をかけていると、仮にツラくなった時、つい楽な現状の方に流されてしまう本能を持ち合わせているからです。
~禁煙から得たモノ②へ続く~
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