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7.42019
文章スキルの必要性
「目に見えないモノ」を、完全に文章のみで、分かりやすく説明するという作業は、想像以上に思考能力を使うので、とても疲れます。
ですが…
もし、あなたが何か自分のビジネスを始める際に、「まだ誰も知らない」自社の商品やサービスをゼロから売り込むためには、最低限の文章力は必要不可欠です。
現場での「プレゼンテーション」も「営業活動」も、「口を使った会話」によるものですが、実は、「紙に書いた文章」が基本となっています。
一見すると、「トーク力」の問題であると思われがちなのですが、人間は、文章として成立しないものは、とっさに話す事などできません。
仮に、ノリや勢いのみで話す事ができたとしても、それは単なる「その場しのぎ」に過ぎず、理にかなった商品アピールなど、到底できないのです。
実は、これこそが、自分のトーク力やコミュニケーション力に、過大な自信を持ってしまっている人が陥りやすい「罠」でもあるワケです…
話は戻って、トークも、元を辿れば文章です。
もちろん、企業の「従業員」として、自らの「時間」や「カラダ」を献上して働き、その対価として給料を受け取るライフスタイルを選ぶ上では、文章力を「圧倒的に」磨く必要などありません。
なぜなら、その企業の精神や、商品・サービスの目的等といった、目に見えない「アイデア」の部分は、全て「経営者」の「アタマ」の中にあるものだからです。
四六時中、アレコレと考え、生み出し、戦略を立てる「知的労働」は、あくまで、経営者である社長の仕事。目に見えない部分に労力を使います。
従業員の仕事は、社長の理念に沿って逆らわず、そのゴールに向けて、どこまでも目に見える課題を解決していく「肉体労働」なのです。
ただし、今は毎日、イヤな満員電車に揺られて通勤しているが、将来的に、「好きなコト」で起業し、自らが社長になる可能性が、たった「1ミリ」でもあるのであれば…?
今すぐに、少しずつでも、文章のスキルアップに向けて、戦いをスタートさせるべきです。好きなコトをするのに、年齢は一切、関係ありません。
何より、文章を作る力を養う事で、0から1を生み出す力が鍛えられる。両者は、脳の使い方の面でリンクしているのです。
しかし、残念ながら、文章スキルの向上に、近道はありません。
日頃から、新聞や本を読む事で活字に触れていく中で、ヘタでも良いから、ブログやレビュー等の記事を、書いて、書いて、書きまくるしかないのです。
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