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7.52019
半年間で、確実に「10キロ」痩せる方法
今から3年ほど前の話になりますが、68キロ(体脂肪率…19.5%)あった体重を、56キロ(体脂肪率…8.4%)まで落とした事があります。
当時、会社員だった私は、連日のように帰宅が遅く、食事のリズムも不規則でした。
深夜に、空腹で立ち寄る「一風堂」「CoCo壱」「すき家」等々…。この時間が、私にとって、密かな楽しみになっていたのです。
まさに、不摂生の極み。以前にタバコを辞めていた事も手伝って、元々は痩せ型だった私も、10年かけて、ちょうど10キロ太ってしまいました。
すっかり丸くなった顔と、ベルトに乗り切った腹を鏡越しに眺め、さすがにマズいと思った私は、人生初のダイエットに挑戦したわけです。
「その気になれば、ダイエットなんて簡単だ」
「結局は、痩せようとする意志の問題だ」
と、それまでダイエット経験のなかった当時の私は、完全にナメていたのです…。
確かに、「減量」という点だけで見れば、食事の量を減らす事で、自然と体重が落ちていくのは、ごくごく当たり前の「道理」であるからです。
しかし、誰しも、これを頭では解っているつもりでも、いざ「食事の量を減らす」という事に集中すると、途端に心が苦しくなってしまう。
ダイエット以外にも言える事ですが、この「頭と心のギャップ」こそが、シンプルな物事を複雑化させてしまう、大きな原因だと思っています。
私も、その例外ではなく、何となく食事の量を減らしている事に、次第に苦痛を覚えるようになってしまったのです。
「自由に食べる事ができない」という事実が、「欠乏感」を生み、それが、何とも言えない「虚しさ」へと発展していきます。
私は、この欠乏感を満たしつつ、「無理なく痩せられる方法はないものか?」と、色々ネットで検索し始めました。
そして、辿り着いたのが、「好きなものを好きなだけ食べるダイエット」です。
このダイエットでは、「炭水化物」や「脂質」「糖質」といった数値を気にする必要も、一切ありません。
本当に、好きなものを、何でも自由に食べてオッケーな方法です。
ただし、「条件つき」です。好きなものをガッツリ食べても良い時間帯は、「14:00~15:00」の1時間のみに限ります。
まず、朝食は抜くか、食べても惣菜パン1つ程度。昼食はガマンして、少し早めの夕食を、「14:00~15:00」の間に取ります。
もし、どうしても時間的に厳しい場合は、遅くとも、18:00までに夕食を済ませる事ができれば、ギリギリセーフです。
これで、1日の食事は終了です。それ以降は、飲み物だけで凌ぎます。始めのうちは、夜になると空腹が襲ったりしますが、次第に慣れていきます。
それに、起きていると食べたくなるので、ムダに夜更かしする事もなくなり、自然と健康的な生活リズムへと変わっていきます。
私は、毎日「14:00~15:00」をめがけて、まるで「食いだめ」とでも言わんばかりに、大好きな「丼もの」や「定食」を、苦しくなるほど食べまくりました。
ご飯のおかわり3~4杯いっても、お構いなしです(笑)。
その結果、この方法だけで、半年で12キロ痩せる事ができたのです。特に、最初の5~6キロは、あっという間に落とせる事も解りました。
では、なぜ、「14:00~15:00」はオッケーなのでしょうか?
理由は、「BMAL1(ビーマルワン)」というタンパク質の働きにあります。
この「BMAL1」は、脂肪を溜め込む働きをしているのですが、時間帯によって、活動量が違っています。
明け方からだんだん減り始め、昼間には一番活動数が少なくなるのです。
そして、特に「14:00~15:00」辺りに、最も少なくなると言われています。言い換えれば、「最も代謝が良くなる時間帯」という事です。
そのため、好きなものを盛り食いしても太りにくい、まさに減量の「ゴールデンタイム」なのです。
しかし、なぜ今回、長々とダイエットについて書いたのかと言いますと…。
実は最近、また私自身が6キロほど太ってしまったからです。久々に会った方たちに、軒並み、「幸せ太りですか?」と、からかわれました(-.-)
さて!自分を追い込むための戒めとして、上の方法で、軽やかに減量したいと思います(^^)
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