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上を見たら負け②

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「ホメオスタシス」とは、あらゆる生物に本能として備わっている、「恒常性維持機能」の事です。

これは、自分の生命を守るための機能であり、様々な命の危険に晒された時に、シグナルとして知らせる役割をします。

ホメオスタシスに関する、最も分かりやすい例が、「体温」の話だと思います。

病気で発熱した時に、人は自然と汗をかきます。これは、一時的に上がり過ぎた体温を下げようと、発汗によって熱を外に逃がすためです。

また、寒い時の「ブルブルッ」という無意識の身震いも、小刻みに運動させる事によって体を温め、下がった体温を元に戻すための働きです。

いずれも、ホメオスタシスによる「優秀な」働きです。もし、これらの機能がなければ、私たちは「平熱」を保つ事ができず、たちまち生命の危機に襲われてしまうのです。

これを、身体面から精神面へと変換して言えば、危険とは、「未知なるものへの挑戦」や「成長するための決断」という事になるでしょう。

そして、「不安」や「恐怖」といった感情こそが、危険を察知した時に作動する、シグナルの働きをするのです。

ひとたび、「起業」という挑戦や決断に当てはめても、全く同じ事が言えます。

会社員が大多数の日本社会にあって、自らビジネスを立ち上げる人というのは、当然ながら、かなりの少数派です。

つまり、日本においては、「ビジネスの常識=サラリーマンの常識」という事になります。

会社に自分の労働時間を提供する対価として、一定の給料をもらう事で生計を立てているサラリーマンから見れば、起業を志す人というのは、極めて「異質な存在」です。

まずは、こういった事実を冷静に観察する事が大切です。気づいてしまえば、同僚と話が合わなくて当然であり、四方八方から反発があって当然なのです。

それほどまでに、人間にとって、現状維持ほど自然で楽なものはなく、反対に、リスクを冒してまでも、挑戦や決断のできる人は、数少ないという事です。

だからこそ、弱くて怠け癖のある本能に逆らって、起業するか否かについて悩んでいる、そのマインド自体が、大いなる「自己成長欲求」の表れであり、社会に対して誇れる事であると思います。

「好きなコト」での起業に向けて、あと一歩が踏み出せずにいるあなたに、声を大にして伝えたい事があります。

今回の記事では、あえてストレートな表現で、誤解を恐れずに伝えますが、それは、

「ビジネスとは、上ではなく、下を見て行うものである」

という、紛れもない事実です。

「下を見る」等と言うと、少々、乱暴に聞こえるかも知れませんが、決して「誰かを見下す」といった意味ではありません。

よく考えてみて下さい。あなたが、自分の得意分野で「雲の上の存在」と崇め奉っている「凄い人たち」は、あなたのお客様になるような人たちでしょうか?

残念ながら、その可能性は限りなく0%に近い。なぜなら、彼らはお金を払ってまで、わざわざ「格下の」あなたから、何かを学んだり得たりする必要がないからです。

仮に、あなたがビジネスを立ち上げたとして、お客様になってくれる層というのは、ズバリ、あなたよりも知識や経験が浅く、スキルの低い人たちなのです。

彼らから見れば、あなたが「雲の上の存在」かも知れません。あなたにとっては、初歩的と思えるようなノウハウであっても、彼らにとっては、お金を払ってでも手に入れたい、貴重な情報だったりもするわけです。

私は、これこそが、「好きなコト起業」の盲点であり、自分の能力に確固たる自信を持つための、最大の「気づき」であると思っています。

だから、安心して下さい。あなたは、上なんかに気を遣わなくても良いのです。「上を見たら負け」です。彼らは顧客にはならないのだから、無視すれば良いのです。

それよりも、あなたが丁寧に価値を提供する事によって、心から喜んで感謝してくれる人たちが数多くいる事にこそ、もっと目を向けるべきなのです。

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