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リズムキープ練習法①

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当たり前の話ですが、ドラマーにとって、「リズムキープ力」は必須項目です。リズム感のないドラマーなんて、鼻で笑われちゃいますからね!

なんて偉そうに言っている私も、実は10代の頃は、リズムキープが大の苦手でした。スタジオやライブで演奏していると、徐々にBPM(=テンポ)がハシッてくるのです。

そして、最終的にはバンドメンバーから、「速過ぎて合わせられない!」とクレームを受ける始末(笑)…。

だけど、ドラムを無邪気に楽しんでいた当時の私は、あまり気にも留めていませんでした。モタる位ならハシッた方がカッコイイし、「機械じゃないんだからさ、多少のズレが人間らしくてイイんだよ」と自分勝手に解釈して、リズムキープについては練習を怠っていたのです。

そんな私が、シッペ返しを食らう羽目になったのは、バンドのデモテープを作るために、初めて行ったレコーディングの時でした。

レコーディングと言っても、当時はお金が無かったので、自分たちでリハスタを借りての、完全自主制作でした。もちろん、エンジニアも自分たち。

私たちは、「プライベート・レコーディング」初体験に、ドキドキ・ワクワクしながら、スタジオに入ったのでした。

まずはドラム録りです。通常の場合、レコーディングはドラムから最初に行い、続けて、ベース→サイドギター→リードギター→キーボード→ボーカル…といった具合に、リズム隊からメロディー隊へと重ね録りしていきます(「一発録り」と言って、ライブ感を出すために、バンド全体で同時にレコーディングする手法もある)。

何事も、「最初が肝心」という通り、レコーディングでは、トップバッターであるドラム録りのクオリティーが、作品の出来を占うわけです。

録音する前に、1度リハーサルをしておこうと思った私は、ヘッドフォンから流れるクリック(メトロノーム)を聴きながら、何気なくドラムを叩き始めました。

ところが、生まれて初めてクリックに合わせてみてビックリ。「アレ!?」なんと、全くリズムが合わないのです。

「ピッピッピッピッ」という音に合わせようと、意識すればする程、ドラムがハシッたりモタったり…。

言うまでもなく、私にとってのレコーディング初体験は、ほろ苦いものとなりました(涙)。

これは、俗に「クリックに縛られる」とか言いますが、まさに「体内リズム」が定まっていなかったために起こった現象だったのです。

~リズムキープ練習法②へ続く~

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