ブログ

ドラマーとギタリストの関係

スポンサードリンク

個人的に、ドラムとギターは、バンドの中で最も対極に位置するパートだと思っています。

ベースは、ドラムと共に「リズム隊」楽器として、バンドの土台となるリズムを引っ張る役割を担っています。

また、ヴォーカルはドラムと同じく、「音に電気を通さない」という特徴があります。ある意味で、生身の体や声が楽器であるわけです。

その点、ギターはと言いますと、「メロディー隊」楽器の代表格です。

もちろん、「サイドギター」や「バッキング」と言って、ギタリストがリズムを刻む事もありますが、基本的には、積極的にメロディーを表現するパートです。

このように、役割や音の仕組みに関して、互いの共通点が最も少ないのが、ドラムとギターなのです。

まるで水と油。その証拠に、レコーディングした音源の、一方はドラムとベースのみ、もう一方はドラムとギターのみのトラックに絞って聴いてみれば、一目瞭然です。

ドラム&ベースのトラックは、決して音に派手さはないものの、互いの音が溶け込んで、1つのかたまりになっている感じで、聴いていてシックリきます。

一方、ドラム&ギターのトラックは、音としてはアカ抜けますが、互いの音が分離して浮いているというか、聴いていても、地に足が着かない感じなのです。

なぜ、このような現象が起こるかと言うと、ギターとは「上モノ(ウワモノ)」の楽器であるからです。

上モノとは、文字通り、リズム隊の上に乗っかる楽器の事で、楽曲を装飾する働きのあるパートの事を言います(キーボードやヴォーカルも上モノに属します)。

しっかりとしたリズムの土台の上に、彩りのあるサウンドを乗せる事で、楽曲の「総仕上げ」をするのが、ギターの大きな役割。

そのために、「エフェクター」等も駆使して、様々な音を「効果音的に」散りばめて、リスナーを飽きさせない工夫をするわけですね。

女性のメイクに例えるなら、ドラムが「化粧下地」、ベースが「ファンデーション」、ギターが「チーク」、ヴォーカルが「アイメイク」や「リップ」と言ったところでしょうか(笑)。

下地の後、すぐにチークを塗っても、イマイチなじまない。だけど、間にファンデーションを塗ってあげると、自然な仕上がりになる。

楽器も同様、こういった手順を守るからこそ、最終的に、美しい顔立ちの楽曲に仕上がるわけです。

チークによって、顔の印象がガラリと変わるように、ギタリストによって、楽曲の印象が決まると言っても、過言ではありません。

そうです。ギタリストの使命とは、楽曲に「表情」という命を吹き込む事なのです。

またまた、ギターのコラムのようになってしまいましたが(笑)、そもそも、ドラマーとギタリストは、水と油で大いに結構。

むしろ、全く違ったキャラクター同士だからこそ、それらが合わさった時に、絶妙な「スパイス」となる。

実社会でも、自分とはキャラクターの全く異なる人と積極的に触れ合う中で、新たな自分を発見したり、思わぬ気付きを得て、成長できたりするものです。

そう考えると、バンドから学ぶ事は、本当に大きいですね。

スポンサードリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る