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スネアの音量を上げるワザ②

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突然ですが、私が20歳だった時の話です。

当時、私は「ICARUS」というバンドのドラマーとして、音楽活動をしていました。主に、都内のライブハウスで定期的にライブを行っていたわけですが、その中に、「渋谷La-mama(ラママ)」という老舗のライブハウスがありました。

ラママと言えば、あの「THE YELLOW MONKEY」や「Mr.Children」「スピッツ」等、数々のメジャー・バンドを輩出してきた、まさにバンドマンにとっての「聖地」です。

私たちメンバーにとっても、ラママには特別な思い入れがあり、出演の日には、何とも言えない緊張感が走ったものでした。

そんなある出演日のライブ本番終了後。まずまずの出来に満足していた私たちは、意気揚々と、その日のステージの感想を、ラママの店長(当時)に伺いました。

すると、店長は、

「全然ダメだね。特にドラムのキミの演奏がダメ」

まさに、寝耳に水とは、この事でしょうか?予想外だった店長の言葉に、私は茫然としてしまいました。なにしろ、メンバー全員の前で、名指しでダメ出しをされてしまったわけです…。

それまで培ってきたドラマーとしての自信と、バンドを引っ張ってきたという自負を見事に打ち砕かれて、その日から数日間は、ヘコみまくったものでした(涙)。

しかし、落ち込んでばかりいても前には進めません。私は、店長を見返したい一心で(笑)、猛練習を決意しました。不意に、ライブの日に店長が言っていた、もう1つの言葉を思い出しました。

「スネアの音が弱いな。リムをカマさないとダメだよ」

「リムをカマす」とは、「オープン・リムショット」の事。それまで、何となく言葉は知っていたものの、深く気に留めた事はありませんでした。

まさか、この日のラママ店長の何気ないアドバイスが、後にドラマーとしての私を大成長させる重要なキッカケになろうとは、カケラも想像できなかったのです。

さて、このオープン・リムショットとは、スネアサウンドに、どのような効果をもたらすのでしょうか?

通常、スネアを叩く時は、ヘッドのほぼ中央を、スティックの先端(チップ)のみでショットします。

これに対して、オープン・リムショットの場合、ヘッドと同時に、スティックの腹をスネアの外枠(リム)にも当てる事で、ヌケの良いサウンドを得られるといったものです。

つまり、スティックの2ヶ所を同時に使うわけですが(詳しい図面は、教則本等を参考にすると分かりやすいです)、安定してリムに当てるのが意外と難しく、コツを掴むまでには、多少の時間がかかります。しかし、習得すれば大きな効果を期待できます。

大抵、リムは金属でできているので、ハマれば、「カーン!」といった、目の覚めるようなサウンドが得られます。

まさに、リムを「カマす」わけですが、ロック等のパンチの効いた音楽では、特に使う頻度の多い奏法なので、早めに練習しておいて損はないでしょう。

私も、基本的にはカマしまくっています(笑)。

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