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スネアの音量を上げるワザ②〜前編〜

ウメです。

私が20歳だった時の話です。

当時、私は「ICARUS」というバンドのドラマーとして活動していました。主に都内や横浜のライブハウスで定期的にライブを行っていたわけですが、その中で、「渋谷La-mama(ラママ)」という老舗ライブハウスがありました。

ラママと言えば、あの「THE YELLOW MONKEY」や「Mr.Children」「スピッツ」等、数々のメジャー・バンドを輩出してきた、まさにバンドマンにとっての「聖地」。私たちICARUSのメンバーにとっても、ラママには特別な思い入れがあり、出演の日にはメンバー間に何とも言えない緊張感が走ったものでした。

そんなある出演日のライブ本番終了後。上々の出来だったステージに満足していた私たちは、意気揚々と、その日のライブの感想をラママの店長(当時)に伺いました。

「全然ダメだね。特にドラムの彼の演奏がダメ」

寝耳に水とはこの事でしょうか?予想外だった店長の言葉に、私は茫然としてしまいました。なにしろ、メンバー全員の前で名指しで否定されてしまったわけですから…。それまで培ってきたドラムへの自信と、バンドを引っ張ってきたという自負を見事に打ち砕かれて、まあ当然、その日から数日間はヘコみまくったものでした(涙)。

しかし、ヘコんでばかりいても前には進めません。私は「店長を見返したい」ただただ一心で(笑)、猛練習を決意しました。その時、ライブの日に店長が言っていたもう1つの言葉を思い出したのです。

「スネアの音が弱いな。リムをカマさないとダメだよ」

「リムをカマす」とは、「オープン・リムショット」の事。それまで何となくは知っていたものの、深く考えた事はありませんでした。しかし、このラママ店長の叱咤や、オープン・リムショットとの出会いこそが、ドラマーとしての私を大成長させる、重要なキッカケとなったのです。

〜後編に続く〜

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