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スッと入り込んでくる

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友人や知人に、「絶対泣けるから!」と、強くお薦めされた映画。

早速、帰りにDVDをレンタルして、部屋で意気込んで観てみたら…。

ストーリーは悪くないものの、期待していた程ではなくて、全く泣けなかった(^^;

こんな経験は、ないでしょうか(笑)?

これは、映画に限った事ではありません。音楽、演劇、小説、漫画、アニメ、絵画、彫刻、写真…。

「芸術」というジャンル全般に言える事です。広い意味では、「スポーツ観戦」等も、これに含まれるかも知れません。

もちろん、人々を「百発百中」で感動の渦に巻き込み、涙させてしまうような、「不朽の名作」も存在します。

そういった「ホンモノ」の作品は、文句なしで素晴らしいし、芸術家が目指すべき最高峰とも言えるでしょう。

しかし、たとえ「万人受け」するものでなかったとしても、ホンモノと呼ぶにふさわしい芸術作品が、数多く存在するのも事実です。

それは、

「人知れず、誰かを感動させ、涙させてきた作品」

当然ですが、人が何かに触れて感動したり、心を揺さぶられるキッカケやタイミングは、それぞれ違います。

元々の性格や価値観の違いも去ることながら、その人が置かれている立場や環境、リアルタイムで直面している悩みや葛藤等によって、「感性のツボ」が全く異なるワケです。

まさに、それは「十人十色」「千差万別」であり、逆に言えば、一人一人が異なっているからこそ、面白いのですが!

そう考えれば、芸術とは、決して誰かに押しつけられるべきものでもなければ、必ずしも、誰かと共感し合うべきものでもない事が分かります。

そこにこそ、芸術というものの「自由さ」「懐の深さ」があるのだと思っています。

まるで運命かのように、ふとした日常の中に、スッと入り込んできて、さりげなく心の隙間を埋めてくれたり、そっと心の傷に寄り添ってくれる。そんな作品に出会えたとしたら…?

それは、他の誰が何と言おうと、その人にとってのホンモノと触れ合う、かけがえのない瞬間です。

決して、広く万人には響かずとも、たった一人の胸にグサリと突き刺さり、心を揺り動かし、深く長く愛されるという事。

ある意味では、それこそが、話題作すらも遥かに超える名作であり、実は、芸術家にとっての本望なのかも知れません。

芸術。

人間の「衣食住」とは直接の関わりがないため、どうしても日常生活においては、あっても無くても、さほど変わらないものとされてしまっている節もありますが…。

自分は、内面を「目に見えて」豊かにしてくれるという意味で、「目に見えない」芸術の力を存分に信じているし、必要不可欠なものであると確信しています(^^)

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