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オトナなシンバル「スプラッシュ」

ウメです。

本日も、シンバルについてのお話です。

「スプラッシュ・シンバル(通称:スプラッシュ)」は、6〜10インチという小さめのサイズが一般的な、「装飾音系」のシンバルです。スプラッシュとは、「しぶき」という意味なのですが、まさにその名の通り、ショットすると「パシャン…」という、静かで透明感のある音が響きます。

音質的には、サステインの減衰がクラッシュよりも早く、チャイナよりも遅いのが大きな特徴です。また、他のシンバル類と比べて軽めの音なので、静かなバラードやミディアムの楽曲で使用するケースが多いのですが、アップテンポの楽曲でも、クラッシュ音のみでしつこくならないように、スプラッシュを適度に織り交ぜて演奏したりしますね。

派手なサウンドのチャイナと比べて、一見すると控えめな印象のスプラッシュですが、ここぞという時には、他には出せない絶妙な雰囲気を演出します。曲の合間で静かに鳴り響くスプラッシュは、たった1ショットでも存在感バツグンなのです。「イケイケのチャイナ」に対して、「クールなスプラッシュ」といった所でしょうか。

長い人生、晴れの日ばかりではないように、また、完璧な人間など一人としていないように(←急に辛気くさい話になりましたが汗…)、あらゆる物事には、「+とー」「陽と陰」「動と静」「明と暗」といった「両面」が同居しています。これらは表裏一体なので、必ずしも+が優れていてーが劣っているという単純なものではありません。ここが面白い所で、陰があるからこそ陽を感じられるし、動を感じるからこそ、静の価値が高まるわけですね。

同じように、ドラムセットも色々な役割を持ったパーツの集まり。それぞれの個性が合わさる事で、立体的なサウンドに仕上がります。プレイ面でも、勢いで押すだけでなく、時には水を打ったような静けさを見せる…。この両面があってこそ、味のあるドラマーになれるのだと思います。

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