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「テンポキープ力」に思う

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「テンポキープ力」は、ドラマーに求められる必須のスキルです。まぁ、リズムの要となるパートなので、当たり前ですよね?

「当たり前」と言えば、ドラマーって、世間一般のイメージでは、「先天的にリズム感のある人」と思われているようです。

私も、ドラムを始めたばかりの若かりし頃から、初対面の人たちに、どれだけ言われてきた事でしょうか。

「ヘェー、ドラムやってるんですね!じゃあ、ウメさんは、リズム感あるんですね!」

「……。」

みたいな(笑)。

正直、こうも当然ように言われてしまうと、返答に困ってしまうんです。

周りの人たちからすれば、私が数ある楽器の中からドラムを選んだ時点で、「ウメは、リズム感に相当な自信があるに違いない」と思い込んでいたりするわけですね。

「あのぅ…。逆ですからね、逆っ!」

この際、ハッキリと言っておきますが、私は、元々リズム感が良かったわけではありません。むしろ、普通の人より劣っていた位です。

だけど、ドラムに初めて触れた時の「コレだ!」という胸の高鳴りだけで、ろくに理論や奏法も分からないまま、ドラマーの道を選んだのです。

今にして思えば、リズムに対して、ある種の「憧れ」みたいなものが、私の中に存在していたのだと思います。

そうでなければ、せっかく買ったギターを早々に挫折して、わざわざドラムを始めたりしません(笑)。

以前、「楽器と適性について」のコラムで、「その人の性分やキャラクターによって、楽器の向き不向きがハッキリと分かれる」と書きました。

しかし、ここで言う「向き不向き」の判断基準とは、あくまで「性格的」なものであって、決して「能力的」なものではありません。

一見すると、苦手に思われるものでも、実際にやってみなければ分からない部分の方が大きいし、それ以上に「好き」という気持ちがあれば、それ自体が適性にも値するという事です。

要は、適性があるから好きになるのではなく、好きの気持ちが大きいからこそ、適性の方に自分が「追いつく」ようなイメージです。

「一流のパティシエほど、手先が不器用だ」

という話を聞いた事があります。元々、手先が不器用なパティシエは、自分の欠点をカバーしようと、人一倍、努力するそうです。

反対に、器用なパティシエは、自分の才能に溺れて、努力を怠ってしまう。そして気が付けば、立場が逆転してしまうという事ですね。

ドラマーに関しても、全く同じです。ドラムを愛する気持ちさえあれば、現状は関係ありません。練習次第で、テンポキープ力もメキメキ上がっていきます。

リズム感が悪くて、下手クソだった私でも、それをバネにして練習し、時には周りのメンバーや大人たちにガミガミ怒られながら(笑)、何とかCDデビューまでは辿り着けたのですから。

もちろん、まだまだ上には上があります。スゴい人たちは、いくらでもいます。「ドラム道」に終わりはありませんね!

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