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「スネアの音作り」に思う①

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「もっと、プロっぽい音を出せないかな?」

初心者が、ドラムを始めて少し経つと、プレイだけではなく、サウンドメイクにも強い関心を抱くようになります。

当然、自分の耳も肥えてきて、よりカッコイイ音や存在感のある音を、追求するようになるからです。

その中でも、誰もがぶつかる高い壁。それが、「スネアの音作り」というわけですね。

これは、誰しもが直面する悩みであり、実は、プロのドラマーですら、頭を悩ませている難題なのです。

それだけ、スネアの音作りとは、ドラマーにとっては永遠のテーマなのかも知れません。

かつての私もそうだったのですが、周りのドラマーたちのスネアが、皆カッコ良く聴こえて、どうも自分の音だけが、ショボいように感じてしまうのです。

それだけでなく、プレイに関しても、「自分が一番下手クソだ」と思っていて、悶々としていた日々を思い出します。

今にして思えば、当時の私には、「いち早くバンドでデビューする!」という目標しか見えていませんでした。

「もっと上達しなければ…」「俺なんかまだまだ…」という焦りから、気持ちが空回りしていたのでしょう。

でも、実際には、大きな目標を掲げて努力をしているのに、「自分だけが劣っている」なんていう事は全然ないのです。

逆に、成長しているからこそ体感する、若さゆえの「副作用」のようなものだと思います。

自分のスネアの音がイマイチ気に入らないのも、周りのドラマーが全員ウマく見えるのも、あなたのドラムスキルが上がってきている証拠。

むしろ、喜ばしい現象なのです。だから、あまり自分を追い込み過ぎず、その心境をゆったり楽しみながら、明日へのバネにする事が、ドラム上達のコツだと思います。

もちろん、音作りのため、日頃からの試行錯誤は必須です。その繰り返しの中でこそ、「コレだ!」という最高の音に巡り会う瞬間が、必ずあるからです。

しかし、その最高の音も、不思議と時間が経てば、また物足りなく感じるようになるもの。当然ですが、私たち人間の好みというものは、日に日に変わっていくからです。

明確な答えがないから面白い。流動的だから奥が深い。だからこそ、人間である「ドラマー」の魅力にスポットが当たるし、その磨き方によっては、無限に個性を発揮する事も可能なのです。

~「スネアの音作り」に思う②へ続く~

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